日本のオーディオブランド、世界初のトリプルハイブリッドドライバー搭載ヘッドホンを発表――140時間バッテリー持続&HYDE限定エディションも登場
トライブリッドドライバーヘッドホン登場:ハイファイオーディオ技術の新時代へ


日本のオーディオブランドAviot(アビオット)は、世界初となる「トライブリッド」3ドライバー搭載ヘッドホン「WA-J1」を発表しました。さらに、J-POPアーティストのHyde(ハイド)氏とコラボレーションした特別モデルも登場しています。
そもそも「トライブリッド」ヘッドホンとは何でしょうか?Aviotは、ピエゾドライバー、平面磁界型(プラナーマグネティック)ドライバー、ダイナミックドライバーという3種類の先進的なドライバーを組み合わせています。この独自の構成によって、クリアで豊か、かつ繊細な音質体験を実現しています。
また、最大140時間のバッテリー駆動が可能とうたわれている点も注目です。ただし、この数値がアクティブノイズキャンセリング使用時を含むかどうかは明記されていません。
なぜ3つのドライバーが1つより優れているのか
このヘッドホンは、独自の3ドライバー構成を採用しています。ピエゾドライバーがクリアな高音域を担い、平面ドライバーとダイナミックドライバーが中音域と低音域を協力して表現します。この同軸配置により、音の歪みや周波数間の干渉が最小限に抑えられ、非常に精密なサウンドを実現しています。
また、LDACやBluetooth LE Audio(後者は今後のアップデートで対応予定)などのハイレゾ音源にも対応。AACやSBCといった一般的なフォーマットもサポートしています。アダプティブノイズキャンセリングを搭載し、必要に応じて周囲の音を取り込める外音取り込み(トランスペアレンシーモード)も利用可能です。
さらに、没入感あふれる体験を提供するカスタマイズ可能な3D空間オーディオも搭載。コントロールダイヤルで音場の広がりを簡単に調整でき、フラットなサウンドから広がりのある残響空間まで自在に変化させられます。ゲーマー向けには、ゲームプレイ時の音の遅延を抑える低遅延モードも用意されています。
日本国内では2025年7月より、39,600円(税込)で発売予定です(参考価格:約270米ドル/約200英ポンド/約424豪ドル)。海外発送にも対応予定です。
