ソニー WH-1000XM6 修理しやすさレポート——フラッグシップヘッドホンがなぜ直しやすくなったのかが明らかに
ヘッドホンの修理が簡単で長く使える設計

新しいソニー WH-1000XM6 ヘッドホンは発売直後から大きな注目を集めていますが、今回は「修理のしやすさ」が新たな魅力として加わりました。専門家によれば、ソニーはWH-1000XM6を従来モデルよりも修理しやすい設計に意図的に改良しているとのことです。
大きな進化の一つが、バッテリーの固定方法です。これまで強力な接着剤で固定されていたバッテリーが、今回はわずか2本のネジで簡単に取り外せるようになり、必要に応じて交換しやすくなりました。また、ドライバーユニットのミッドプレートもモジュール式で、接着剤を使わずに交換できるため、他の部品を損傷する心配なくアクセス・交換が可能です。これらの改良により、WH-1000XM6は使いやすさと持続可能性を両立した、パフォーマンスと長期的な価値を求めるヘッドホン愛好家にとって、より魅力的な選択肢となっています。
簡単にアクセスできるコンポーネント
このヘッドホンのUSB-Cポート、オーディオジャック、ボタン基板は、修理しやすいように設計されており、部品へのアクセスが簡単です。もし一部のパーツが故障しても、全体を買い替える必要はなく、該当部分だけを修理できます。
ただし、ヘッドバンドの修理は依然として難しい部分です。この部分が壊れた場合は、全体の交換が必要になることもあります。
このヘッドホンは以前よりも修理しやすくなっていますが、ある程度の技術や専用工具が必要です。自分で修理する場合も、修理店に依頼する場合も、作業はよりシンプルになりました。
これらのヘッドホンや他の多くの機器の詳細な修理ガイドは、iFixitでご覧いただけます。購入を検討している方は、「修理のしやすさ」もメリットのひとつとして考えてみてください。