ヤマハは、プレミアムな手作業で組み立てられた新しいヘッドホン2モデルを発表しました。オープンバック型のYH-4000と、クローズドバック型のYH-C3000です。どちらのモデルも、高級楽器を製作する熟練の職人によって丁寧に作られており、卓越した品質と細部へのこだわりが感じられます。

YH-4000は、2022年に発売されたヤマハのフラッグシップモデルYH-5000SEヘッドホンよりも手に取りやすい価格帯で提供されており、YH-C3000は高音質を求める方にとって魅力的な選択肢となっています。オープンバックとクローズドバック、どちらのタイプを選んでも、これらのヘッドホンは素晴らしいサウンドとクラフトマンシップをお楽しみいただけます。

ヤマハ YH-4000 & YH-3000 ヘッドホン：主な特徴と価格情報

オープンバック型のYamaha YH-4000ヘッドホンは、1970年代からヤマハが改良を重ねてきた先進的な平面磁界ドライバーを搭載しています。本モデルでは従来の吸音材を取り除き、よりレスポンスが良く、ナチュラルで精密なサウンドを追求してチューニングされています。

YH-4000は超軽量マグネシウムフレームを採用し、イヤーカップ内部に新開発のメッシュフィルターを配置。これにより内部の音圧をコントロールし、低音の迫力や中音域の明瞭さ、広がりのあるサウンドステージを実現。没入感の高いリスニング体験が楽しめます。

YH-3000は密閉型イヤーカップを採用した異なるデザインで、ヤマハのフラッグシップスピーカーにも使われる高耐久素材「ザイロン」製の3層ダイアフラムを搭載。ドライバー背面は通気設計となっており、特許取得済みのY字型強化メッシュダンパーを装備。ハウジングにはヤマハのグランドピアノにも使われる軽量かつ高剛性なブナ材を使用し、自然で正確な音を追求しています。

YH-3000は2025年10月発売予定、YH-4000は2026年1月発売が予定されています。グローバルでの価格は未発表ですが、米国ではYH-3000が1,699米ドル（日本円換算で約26万5,000円、税抜参考価格）、YH-4000は2,499米ドル（約39万円、税抜参考価格）となる見込みです。