最近のリーク情報によると、ガーミンの人気スマートウォッチ「Fenix 8」にLTE接続機能が搭載される可能性が高まっています。

この情報は、Fenix 8のペアリングオプションとして「LTE」が表示されているアプリ画面のスクリーンショットに基づいています。他にも「センサー＆アクセサリー」「電話」「Wi-Fi」などの項目が確認できます。ただし、この画像が本物かどうかはまだ確認されていません。

注目すべきは、ガーミンがスマートウォッチにLTE機能を搭載したのは2021年発売のForerunner 945 LTEが最後だったという点です。このリークが事実であれば、ガーミンウォッチで再び携帯通信が利用できるようになり、電話の発着信や音楽再生、メッセージのやりとりなど、スマートフォンなしで様々な機能を手首から直接操作できるようになります。

ただし、LTE機能が実装されても、緊急連絡やライブトラッキングといった安全機能に限定される可能性もあります。これにより、アウトドアなどでスマートフォンの電波が届かない場所でも、家族や友人が現在地を把握しやすくなります。

Apple Watchなど多くの人気スマートウォッチと同様に、フル機能のLTEアップグレードが実現すれば、スマートフォンが手元になくても通話やメッセージ、音楽ストリーミングが可能になります。

ただし、ガーミン関連のリーク情報が必ずしも現実になるとは限らないため、今回の情報も参考程度に留めておくことをおすすめします。

展望

もしGarminがLTE通信機能を備えたFenix 8を発売した場合、価格はさらに高くなると予想されます。現行のFenix 8はすでに約10万円から販売されています。

セルラー機能が追加されれば、さらにコストが上がり、LTEサービスのための別途サブスクリプション契約が必要になる可能性もあります。実際、多くのスマートウォッチでは、標準モデルの価格に加えてLTE機能の利用料が別途発生します。

Fenix 8にLTEが搭載された場合も、同様の価格設定が適用される可能性が高いでしょう。

Garminはランニングウォッチのトップブランドとして知られています。Fenix 8は高価な投資ですが、先進的な機能が満載で、本格的なアスリートにとっては最適な選択肢です。実際、他の有名スマートウォッチブランドから乗り換えるユーザーも出ています。

プレミアムなアップグレードモデルの登場は、最近話題となったConnect+サブスクリプションの有料化によるユーザーの不満や、数日にわたるシステム障害で一時的にウォッチ機能が利用できなくなったといった課題から、注目をそらす効果も期待できます。